Wednesday, August 22, 2012

Toshiba dynabook Satellite T571のSSD+HDD化改造

Toshiba dynabook Satellite T571 T571/W5TD PT5715TDBGBWは、東芝の直販ONLYで価格.comからリンクがあった17”のi7のハイスペックデカノートで海外相当モデルはP770です。<http://kakaku.com/item/K0000296024/>

現在:DRAM 16GB, SSD 256GB, HDD640GBとかなり増強されています。

購入と同時に、ウインドウズを起動することなくHDDを取り出し、256GBのMICROM製M4のSSDを載せ替えました。

GNU/Linux導入は、CD/DVDに関するBIOS設定を最初安全サイド(名前は忘れましたが低速モード)にしてBOOTディスクを立ち上げたような記憶があります。ただいまはこの辺も最新規格のモードで支障なく動いています。DebianならWheezyが問題なくインストールできます。

最初からあった4GBの付属DRAMを引っこ抜き、8GBのDDR3を2枚揃え買いし導入し16GBで問題なく動いています。(安かったのでHYNIXのチップを使ったPC3-12800がオーバースペックなのを承知で使用中)



元々付きてきたHDDは海外からコネクター部品を取り寄せ、2NDーHDDとしてノートPCの中に収まっています(HDDとメモリーのための蓋の、横の蓋を開けた際に空いている意味不明のスペースです)

SSD載せ替えがやメモリ増設かなり初級な改造技術ですが、HDD増設テクニックはかなり上級ですので、覚悟して下さい。

このP770シリーズは、海外ではHDD2台つきで売られたモデルがありました。そのため補修用部品で少なくとも海外ではコネクターが入手可能で、MBにはしっかりコネクターがついています。米国東芝のユーザーサイト<http://forums.toshiba.com/t5/Satellite-Laptops-all-other/Second-SATA-connector-missing-in-P775-S7215/td-p/219696>の情報を参考に改造しています。部品は、そこにも書かれていた<http://www.notebooksolutions.ca/zc/toshiba-original-circuit-board-2nd-hdd-conn-ts47437-49764.html>から取り寄せています。支払いはPaypalで申し込んで5日でカナダから日本に部品が付きました。

本2nd−HDD用コネクターの追加には上記のコネクター以外に、ボディー関連に使われているネジと同じ太さ(2mm?)で、長さは3〜5mm程度のネジが2つ要ります。またHDDの固定ヒッカカリ用に、HDDを横から締めるネジ4つも要ります。

分解のコツのメモ:
ウラの蓋は2つとも外す。大きい方は、小さい方との境界側から開けると開けやすい。
ウラのネジをすべて外す。
HDD(1台め)をはずしその下のネジも外す。光ドライブも外れてくるので注意。
KBの右上に、ナイフを差し込み少し手前に引きながら、KBを外す(P770のKB交換はYOUTUBEで見て下さい。)KBのコネクター類はそっと外して下さい。
KBが外れれば、その下のネジ3つも外します。(ファンのネジは触らない)
フラットケーブル2つを外し、スピーカーコネクタを外します。
これで手前の端や蝶番の横ぐらいからパリパリ外します。下の箱を外にする感じです。
これでMBが見えます。コネクターを2mmのネジでとめます。(この際フラットケーブルが邪魔なので外したりしますが、キチッともどします。)

(東芝直販の最新17”は dynabook Satellite T772 です。これを見たところタッチパッドデザインが少し変わった以外同じ感じのモデルなので、同じ改造ができそうですよ。)

4 comments:

  1. はじめまして。いきなりのコメント失礼します。色々検索してこのページを見つけました。

    自分も同じPCを所有しており同じく価格.comにて情報を知ってSSD+HDD仕様にするために部品を輸入して取り付けました。
    しかし2ndHDDが一向に認識しない状態です。BIOSでも無いと表示されている始末。
    しかしHDD自体は動いているような感じです。(熱もちますし)
    何か起動する際特別な事が必要なのでしょうか?もし有るなら教えてくださるとありがたいです。

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    1. BIOSは少々立ち上がりに時間がかかることがあります。
      HDD+SSDの相性はあるかもしれませんね。BIOSで確認しましょう。
      まずリボンコネクタの差し込みを確認しましょう?
      サブに入れたHDDの横にねじはしっかりつけたましたか?
      サブのHDDはしっかりコネクタに入っています?
      メインSSDとサブHDDの入れ替え確認。
      メインSSD無での起動のトライ
      BIOSのSATAモードをコンパチビリティーモードにしてみる

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  2. こんばんは。早速の返信ありがとうございます。

    返信に書いてある事を試したのですが、やはり認識されなかったのでもう一度取り付けから確認して見ましたら・・・

    コネクタの基盤とフラットケーブルの繋ぎ目が一本切れてました・・・(ノД`)

    あーやってしまいました・・。お恥ずかしいかぎりです。

    実はこのコネクタ2回目の注文です。初回時も不注意でぶった切ってしまったので今回は細心の注意を払ったつもりだったんですが・・・。

    流石に1ヶ月で3回も同じ物を頼むのは恥ずかしいので暫くしてからまた注文しますw
    ただでさえ2回目の時に相手から「また買うの?」的な事聞かれたのでw

    約5000円*3で15000円・・・軽くSSDもう一つ買えますね・・。

    結局自分の不注意が原因でしたが色々とありがとうございました。

    ※因みに知り合いが購入した今年の夏モデルT772は初めから2ndHDDコネクタがついていたそうです。  なんでT571には付けてくれなかった・・・東芝・・・

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    1. あらら、、、

      確かにあのフレキシブルケーブルを狭い穴を通すのはちょっと知恵の輪のような難問ですね。ちょっと無理な力をかけてしまったのですね。実は私も何度もちょっと離れたところで動かしてイメトレして、それからフィルムエッジコネクターを回しこむような動きで変形させずにケースのプラスチックの穴を通して、ヒヤヒヤしながらネジを止めました。そしてHDDが刺さることを確認しました。組み上げたあとで最後にフィルムエッジコネクターは差し込みました。決して最初から曲げられているフィルムを伸ばしてまっすぐにして通していません。そうしたら、折り目で切れてしまいそうだったので。

      ただ少しハンダ付けができる環境があれば、伺った話だと修理可能な気がします。配線は1mm以上のピッチであまり複雑なフレキPI基板とも見受けませんでした。切れたところの基板の端の配線表面のプラスチックをナイフでそっと剥がして、出た銅箔面をハンダ付けした単線の細い銅線でつないではいかがでしょうか。ETHERNETケーブルをばらして取れるテフロンコートされた細い銅線などが使えそうですね。切れた端面間を導電塗料でつなぐのも手かもしてませんが、こっちは隣とのショートが心配です。端面の配線が単層なら、端の銅箔表面の絶縁体を削ってハンダ付けをいきなりしてつなぐというのも無きにしもあらずです。

      ただ今後機械的歪がかかって更に切れないように、この折り目の部分というか壊れた部分は、導通確認したあとは2液混合のエポキシ接着剤でしっかり固めたほうがいい気がします。英語サイトに配線図もあるので、両端のコネクターさえあれば、途中は全部別途調達した配線でつなぐのでもOKでしょう。

      最悪ハンダ付けしなくとも接触させた上からテープなどで止めるだけでも動くかもしれませんが、経時変化で接触不良となるのが心配です。

      2つもJUNKコネクターキットができたなら、是非買う前に修理にチャレンジして下さい。

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